子供の頃の夢はプロ野球選手になることでした。父親のキャッチャーミットを狙ってボールを投げ込む、小学校の頃はそれこそ巨人の星の主人公「星飛雄馬」を自分でイメージしていました。それがいつの間にかサッカーに...
中学生の頃、毎週金曜日の夜に45分間のサッカー番組「ダイヤモンドサッカー」が放送されていました。ヨーロッパのプロサッカーが中心で、前半45分を放送した後、翌週に後半45分を放送するという番組です。当時の日本では考えられないような観客の熱狂の中で行われる試合に引き込まれていっただけでなく、番組のアナウンサーと解説者(金子勝彦さんと岡野俊一郎さん)の話が試合の内容に留まらず、その国や地方の文化や歴史などにも触れながら解説されるのがスポーツ番組としては非常にユニークで面白く、どんどんその番組にはまっていったのです。そしてもう一人、ヨハン・クライフというオランダ代表選手の存在です。「空飛ぶオランダ人」と呼ばれていた彼のプレーを見てすっかり心酔してしまったのです。サッカーの練習の時には彼のプレーをよく真似したもので、特にクライフターンと呼ばれるプレーは何度も何度も練習しました。彼が付けていた背番号「14」を私も複数のチームで付けさせてもらいましたが、今でも「14」という数字には特に愛着を感じます。
65歳になり現役のプレーからは遠ざかりましたが、テクニックの紹介動画を見ていると背番号「14」をつけて走っている自分の姿を思い浮かべてしまいます。
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