2023年12月31日日曜日

近江高校 初戦突破!

 第102回高校サッカー選手権大会 2回戦

日大藤沢 1-1(PK3-4)近江

 近江高校が1-1からのPK合戦で4-3で今夏インターハイ4強の日大藤沢を下し、ベスト16に進みました。開始早々に先制され、前半は押し込まれる場面が何度かあり、さすが夏の4強は簡単ではないなと思いました。ただ、近江もルーズボールによく絡み、決して一方的に押されることはありませんでした。失点を1点で止めたことで後半も競った展開が続きます。そして、13分に右からのクロスが逆サイドにこぼれたところを落ち着いて決め同点に追いつきました。勢いがついた近江がその後はやや押し気味にゲームを進めましたが、両チームゆずらずPK戦になり、GKが2本を止めた近江が4-3で勝利を収めました。次戦は今夏インターハイ王者の明秀日立(茨城)です。今日以上に難しい相手ですが、今日と同様に1対1での勝負を恐れず思い切って戦ってほしいものです。近江高校には私の後輩がコーチとして入っていますが、お祝いはもっと先にしたいものです。頑張れ!近江高校。

https://www.jfa.jp/match/alljapan_highschool_2023/match_page/m28.html


2023年12月23日土曜日

Jリーグ 秋春制へ

 Jリーグが2026年から秋春制に変わることが発表されました。日本という国において、年度という考えはほとんどの場合において4月から翌年3月です。学校しかり、企業しかり、メジャーなプロスポーツであるプロ野球も春に始まり秋に終わります。ところが、欧米においては学校も9月に始まったりして、いわゆる秋春制と同じシーズンになっています。今回のJリーグの秋春制は特に欧州のサッカーシーズンを強く意識したものと思われ、これにより、欧州との交流(公式戦、親善試合、チーム間の移籍のし易さ)が今まで以上に親密にできることが期待され、日本のサッカーのレベルアップにも役立つ出来事です。ただ、問題がないわけではなく、雪の多い地方のチームでは雪の季節にホームゲームが開催できないなどの問題があり、アルビレックス新潟は反対をしていました。しかし、この問題をJリーグ側が補助する(どんな補助をするのかわかりませんが)ことを表明しています。また、猛暑時期(7月~8月の中間部分)の試合がなくなることで、試合のクオリティが下がることも防げる効果があり、選手にとっても観客にとってもいい話だと思います。高卒や大卒でJリーグチームと契約した選手は、いきなりシーズン真っ盛り、しかもシーズンの後半で順位争いが激化してくる最中に就職するわけで、余程の即戦力でない限り最初の半年は「研修期間」みたいになるのでしょうか?いろいろな意味で注目される秋春制への以降、2026年に注目です。

2023年12月19日火曜日

ウクライナに平和が訪れますように

 シャフタルドネツク 2-2 福岡(2023年12月18日 新国立競技場)


 昨日、ウクライナのシャフタルドネツクとJリーグのアビスパ福岡が親善試合を行いました。シャフタルドネツクはウクライナを代表する名門チームで現在ヨーロッパで行われているチャンピオンズリーグ(ヨーロッパ各国リーグの上位チームが集まって覇権を争う大会)にもウクライナ代表で参加している強豪チームです。戦禍で苦しんでいるウクライナではサッカーの試合も満足に出来ない状況が続いているようですが、そんな中でも彼らは何とか国民に勇気と希望を与えようと頑張っています。今回のアビスパ福岡との対戦は、単に日本とウクライナの親善ということだけでなく、こういった試合を通じて平和の尊さを世界中の人々に伝え、ロシアが自ら侵攻をやめる機運を醸成する一助になればと思います。ロシアにも多くのサッカー選手がいますが、ロシアは現在ヨーロッパでの各種大会に参加できません。そういう意味ではロシアのサッカー選手もまた(ロシアの中の)被害者なのかもしれません。この試合をどれだけの人が認知したのかわかりませんが、ウクライナに早く平和が訪れることを願って止みません。

2023年12月17日日曜日

もうすぐ全国大会<近江高校>

 もうすぐ恒例の全国高校サッカー選手権が始まります。滋賀県からは近江高校が出場し、初戦で神奈川代表の日大藤沢高校と対戦します。以前、私といっしょにサッカーをしていた友人が現在近江高校のコーチをしており、先日の滋賀県予選の会場で会った時に少し話をしました。3バックシステムを使うことが多いように言ってましたが、確かに先日見に行った予選の試合でもウィングによく走る上手い選手がいて、「あの子を活かそうとしてるんやなあ」と納得。先日行われたプレミアリーグ昇格のかかったプレーオフ決勝で鹿児島城西高校に0-1で負けたため、来年のプレミア昇格はできませんでしたが、まもなく始まる全国高校サッカー選手権でリベンジを果たすべく、1つでも多く勝ってほしいと思います。初戦の相手はレベルの高い神奈川代表だけにそう簡単には勝たせてくれないでしょうけど、ベストを尽くしていい試合をしてほしいと思います。

コーチのH君へ「頑張っていい試合してください。期待してます!」

近江高校サッカー部 | フットボールNAVI (footballnavi.jp)

12月31日 14:10 キックオフ 日大藤沢高校 VS 近江高校

2023年12月13日水曜日

新・国立競技場の芝生

 今度の元日(2024年1月1日)にアジアカップを控える日本代表がタイ代表と強化試合を行うことになっています。タイ代表はチームのレベルで言えば日本よりも下に見られていますが、今回の目的はアジアカップの1次リーグで対戦する3チームのうち2つが東南アジアのチーム(ベトナムとインドネシア)ということで、それに近いサッカーをするチームとの試合を組んだものと思われます。日本代表チームのメンバーは、元日前後に所属チームで試合のある一部の海外組を除いた構成になっており、これは仕方ないと思います。そして、この穴を埋める形で新しいメンバーが入ってきており、メンバー的にはなかなか面白い感じです。ところが、そんな試合に水を差すかもしれない事案が発生しています。会場となる新・国立競技場の芝生の状態が良くないようです。東京五輪のあと、陸上トラックを撤去して球技専用スタジアムにしたかったサッカー関係者の希望も空しく、トラックは残ることになり、その結果いろいろな行事で芝生が酷使されてしまう羽目になっています。今からでもいい状態になるよう努力はされるでしょうが、付け焼刃的に対処しても化けの皮がすぐに剥がれるかもしれません。何とか美しく、しっかり根を張った芝生にしてほしいと思います。

厳しいアウェイ2連戦、乗り切った!

 2026W杯アジア予選  中国代表 1-3(0-2) 日本代表 アウェイ2連戦となった中国との試合は年内最後の試合。点差はともかく勝利で勝ち点3を取ることが出来れば来年3月のホームでの2連戦でW杯への切符が確定させることも可能になる大事な一戦でした。前節のインドネシアとの試合が...