シャフタルドネツク 2-2 福岡(2023年12月18日 新国立競技場)
昨日、ウクライナのシャフタルドネツクとJリーグのアビスパ福岡が親善試合を行いました。シャフタルドネツクはウクライナを代表する名門チームで現在ヨーロッパで行われているチャンピオンズリーグ(ヨーロッパ各国リーグの上位チームが集まって覇権を争う大会)にもウクライナ代表で参加している強豪チームです。戦禍で苦しんでいるウクライナではサッカーの試合も満足に出来ない状況が続いているようですが、そんな中でも彼らは何とか国民に勇気と希望を与えようと頑張っています。今回のアビスパ福岡との対戦は、単に日本とウクライナの親善ということだけでなく、こういった試合を通じて平和の尊さを世界中の人々に伝え、ロシアが自ら侵攻をやめる機運を醸成する一助になればと思います。ロシアにも多くのサッカー選手がいますが、ロシアは現在ヨーロッパでの各種大会に参加できません。そういう意味ではロシアのサッカー選手もまた(ロシアの中の)被害者なのかもしれません。この試合をどれだけの人が認知したのかわかりませんが、ウクライナに早く平和が訪れることを願って止みません。
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