U20アジアカップ準々決勝
U20日本代表 1-1(PK4-3)U20イラン代表
U20日本代表が苦しみながらもU20イラン代表を破ってU20ワールドカップへの出場権をゲットしました。始まってすぐの不可解なゴール(実際はオフサイドでノーゴールのはずだった)で先制される苦しい展開になりましたが、前半のうちに追いつき、その後は日本が主導権を握り続けました。日本の方に決定機が多くありましたが、90分で決着がつかず延長戦に。延長でも日本優勢の状況は変わらず、何度も相手ゴールに迫りましたが、イランGKのナイスセーブに阻まれ、そこでも決着がつかずPK戦になりました。よくあるパターンで言えば、一方的に攻めながらも得点出来なかったチーム(日本)は精神的に追い込まれ、耐えに耐えてPK戦に持ち込んだチーム(イラン)はいけいけムードでPK戦に勝利する... というイヤな結果も予想されましたが、この場面でも若い選手たちは落ち着いてPK戦を勝ち切りました。それにしても、高岡くん、中島くんの2人はまだ高校生! このしびれる状況でよくPKを沈めました。中島くんのPKは蹴るタイミングを少しずらせて蹴るという実に落ち着いたプレーを見せてくれました。準決勝に進んだ日本はこれでU20ワールドカップ本大会への出場権を得たので、次のオーストラリア戦は気分的には楽な状態で戦えます。もちろん、気を抜いたら負けてしまうので、しっかり集中して戦ってほしいですが、今回のイラン戦よりは思い切って出来るのではないでしょうか?とにかくあと2つ勝って、アジア王者として本大会に挑んでほしいと思います。