全国高校サッカー選手権 準決勝
堀越 1-3(0-3)近江
優勝候補を次々と倒してきた近江が堀越を前半から圧倒して3-1で勝ち、初めての決勝進出を果たしました。思いのほか早い時間帯からゲームが動き、11分に先制、13分に追加点、さらに22分に3点目と前半で一気に勝負をつけてしまいました。相変わらず豊富な運動量で球際が強く、ボールを奪われてもすぐに取り返すという光景がこの試合でも見られ、前半はほとんど相手にチャンスを与えませんでした。後半はやや堀越が盛り返してきましたが、決定機は後半も近江の方が多く、あと2~3点入っていてもおかしくない、そんなゲームでした。終了間際にPKで1点返されましたが、完勝といっていいと思います。欲を言えばマイボールを失う場面をもう少し減らせれば完璧ですが、連戦の疲れもあるでしょうし、仕方ないかもしれません。決勝は青森山田。高校サッカーではKING of KING とも言えるチームです。おそらくフィジカル勝負では勝てないと思いますが、今まで見せてきた豊富な運動量と細かいパスワークを存分に発揮して、いい試合をしてほしいと思います。2005年度の野洲高校以来の優勝という声が滋賀県民からは聞こえてきそうですが、あまり意識せず思い切ってプレーしてほしいと思います。最後のひとつ、頑張れ!近江高校!
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