W杯アジア予選 ミャンマー代表 0-5(0-2) 日本代表
W杯アジア2次予選も残り2試合となり、アウェイのミャンマー戦を迎えました。既に最終予選進出を決めている日本がどのような戦いを見せるのか、その内容が注目されました。高温多湿の気候が影響しているのか、雨でややスリッピーになっているグラウンドコンディションが影響しているのか、前半はポゼッションを握ってはいてもボール回しにスピード感があまり見られません。体力を温存しているかのようです。中村敬、堂安のゴールで2点をリードして前半を終えます。
後半、鎌田、旗手、堂安がベンチに下がります。ゲームを誰が作るのか?と思いましたが、案の定、後半の半ばまで決定的なシーンが減ってきます。人数をかけて密集を作った相手DFの間を細かいパスで崩そうとしますが、シュートまで持ち込めません。そんな重苦しい雰囲気を小川が払拭、3点目、4点目を決め、さらに終了間際に中村敬が見事なミドルシュートを決めて5-0で試合は終了しました。
この試合はいろいろ試す目的があったと思いますが、そのひとつ3バックは失点が0だったことで一応は成果があったように思われますが、相手のレベルが上がる最終予選でも使えるかどうかというとまだちょっと不安が残ります。基本は4バックで臨み、状況によって3バックに切り替える、という感じでしょうか?次のホーム広島でのシリア戦は先発メンバーも少し変えてくると思いますが、ここまでの集大成として納得できる試合をしてほしいものです。