2024年1月8日月曜日

今シーズン初の積雪

 今朝、目が覚めて外を見るとうっすら雪景色。日野町の平地では今シーズン初の積雪となりました。いくら暖冬の傾向があると言っても、やっぱり寒いことに変わりはありません。今年に入ってすぐに能登地方を中心に大きな地震があり、今日現在で100人以上の方が亡くなっておられ、それ以外にも多数のけが人、倒壊した家屋、山崩れや道路の損壊など、大変な事態になっています。お亡くなりになった方のご冥福をお祈りするとともに被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。滋賀県南部ではこの程度の雪で済んでいますが、北陸地方はかなりの大雪になるとの予報も出ており、地震被害への対応中に追い打ちをかけるような悪天候は何とか早く収まってほしいものです。こちらの雪は明日には止みそうです。




2024年1月6日土曜日

近江高校 決勝進出!

 全国高校サッカー選手権 準決勝

   堀越 1-3(0-3)近江

優勝候補を次々と倒してきた近江が堀越を前半から圧倒して3-1で勝ち、初めての決勝進出を果たしました。思いのほか早い時間帯からゲームが動き、11分に先制、13分に追加点、さらに22分に3点目と前半で一気に勝負をつけてしまいました。相変わらず豊富な運動量で球際が強く、ボールを奪われてもすぐに取り返すという光景がこの試合でも見られ、前半はほとんど相手にチャンスを与えませんでした。後半はやや堀越が盛り返してきましたが、決定機は後半も近江の方が多く、あと2~3点入っていてもおかしくない、そんなゲームでした。終了間際にPKで1点返されましたが、完勝といっていいと思います。欲を言えばマイボールを失う場面をもう少し減らせれば完璧ですが、連戦の疲れもあるでしょうし、仕方ないかもしれません。決勝は青森山田。高校サッカーではKING of KING とも言えるチームです。おそらくフィジカル勝負では勝てないと思いますが、今まで見せてきた豊富な運動量と細かいパスワークを存分に発揮して、いい試合をしてほしいと思います。2005年度の野洲高校以来の優勝という声が滋賀県民からは聞こえてきそうですが、あまり意識せず思い切ってプレーしてほしいと思います。最後のひとつ、頑張れ!近江高校!

2024年1月4日木曜日

国立へ

全国高校サッカー選手権 準々決勝

   神村学園 3-4(2-1)近江

U17日本代表の選手を擁する優勝候補・神村学園と近江高校のゲームは近江が再逆転で勝利を収め、初のベスト4(滋賀県勢としては野洲高校が優勝した2006年1月以来)に進出しました。ゲームは近江が先制しますが、神村学園が前半のうちに逆転、前半は神村学園のペースで2-1で終了しました。後半は近江がペースを握り始め、チャンスを次々と作ります。ボールを奪われた後の寄せが速く、狭いスペースでのパスも有効で押し気味にゲームを進めます。そして、混戦からのこぼれ球が右サイドへ流れ、その右からのクロスを頭で押し込み2-2の同点にします。これで一気に近江の流れかと思った矢先、自陣ゴール前でFKを与え、これをU17日本代表のエース名和田選手に直接決められました。GKからは逆光で見にくかったのかもしれず、何度も手を目の上にかざす姿が見られました。ただ、このあとも近江の細かいパスはよく通り、また左ウイングの金山選手のドリブルも有効でチャンスが連続します。そして、右CKからのボールを直接ヘディングで決めて3-3と再び振り出しに戻します。その後も一進一退のゲームが続き、PK戦かと思われたアディショナルタイムにまたも左からのドリブル突破から逆サイドへ、折り返しを見事にゴールへ流し込み、これが決勝点になりました。3回戦に続いて優勝候補を撃破したことで選手たちはさらに自信を深めたかもしれません。次の国立競技場での準決勝は堀越高校(東京都)で、完全アウェイ状態になるかもしれませんが、今までどおり、出足鋭い守りと狭い局面での崩しで面白いサッカーをしてほしいです。野洲高校以来の決勝進出を期待したいと思います。


2024年1月1日月曜日

あけましておめでとうございます!

 新しい年が明けました。世界に目を向けると、2023年は大きな紛争が解決を見ないまま年を越すことになりました。2024年...1日も早く平和が訪れることを祈りたいと思います。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

国内では、物価高や物流2024年問題など私たちの生活の中にも大きな影響が出るであろう課題がありますが、大きな混乱が起こることなく無事平穏にことが進んでほしいですね。また、サッカー界では2026W杯アジア予選、パリ五輪のアジア予選とビッグマッチが控えており、大変重要な1年になります。世の中の平和とともに、サッカー日本代表のさらなる躍進を期待したいものです。

2023年12月31日日曜日

近江高校 初戦突破!

 第102回高校サッカー選手権大会 2回戦

日大藤沢 1-1(PK3-4)近江

 近江高校が1-1からのPK合戦で4-3で今夏インターハイ4強の日大藤沢を下し、ベスト16に進みました。開始早々に先制され、前半は押し込まれる場面が何度かあり、さすが夏の4強は簡単ではないなと思いました。ただ、近江もルーズボールによく絡み、決して一方的に押されることはありませんでした。失点を1点で止めたことで後半も競った展開が続きます。そして、13分に右からのクロスが逆サイドにこぼれたところを落ち着いて決め同点に追いつきました。勢いがついた近江がその後はやや押し気味にゲームを進めましたが、両チームゆずらずPK戦になり、GKが2本を止めた近江が4-3で勝利を収めました。次戦は今夏インターハイ王者の明秀日立(茨城)です。今日以上に難しい相手ですが、今日と同様に1対1での勝負を恐れず思い切って戦ってほしいものです。近江高校には私の後輩がコーチとして入っていますが、お祝いはもっと先にしたいものです。頑張れ!近江高校。

https://www.jfa.jp/match/alljapan_highschool_2023/match_page/m28.html


2023年12月23日土曜日

Jリーグ 秋春制へ

 Jリーグが2026年から秋春制に変わることが発表されました。日本という国において、年度という考えはほとんどの場合において4月から翌年3月です。学校しかり、企業しかり、メジャーなプロスポーツであるプロ野球も春に始まり秋に終わります。ところが、欧米においては学校も9月に始まったりして、いわゆる秋春制と同じシーズンになっています。今回のJリーグの秋春制は特に欧州のサッカーシーズンを強く意識したものと思われ、これにより、欧州との交流(公式戦、親善試合、チーム間の移籍のし易さ)が今まで以上に親密にできることが期待され、日本のサッカーのレベルアップにも役立つ出来事です。ただ、問題がないわけではなく、雪の多い地方のチームでは雪の季節にホームゲームが開催できないなどの問題があり、アルビレックス新潟は反対をしていました。しかし、この問題をJリーグ側が補助する(どんな補助をするのかわかりませんが)ことを表明しています。また、猛暑時期(7月~8月の中間部分)の試合がなくなることで、試合のクオリティが下がることも防げる効果があり、選手にとっても観客にとってもいい話だと思います。高卒や大卒でJリーグチームと契約した選手は、いきなりシーズン真っ盛り、しかもシーズンの後半で順位争いが激化してくる最中に就職するわけで、余程の即戦力でない限り最初の半年は「研修期間」みたいになるのでしょうか?いろいろな意味で注目される秋春制への以降、2026年に注目です。

2023年12月19日火曜日

ウクライナに平和が訪れますように

 シャフタルドネツク 2-2 福岡(2023年12月18日 新国立競技場)


 昨日、ウクライナのシャフタルドネツクとJリーグのアビスパ福岡が親善試合を行いました。シャフタルドネツクはウクライナを代表する名門チームで現在ヨーロッパで行われているチャンピオンズリーグ(ヨーロッパ各国リーグの上位チームが集まって覇権を争う大会)にもウクライナ代表で参加している強豪チームです。戦禍で苦しんでいるウクライナではサッカーの試合も満足に出来ない状況が続いているようですが、そんな中でも彼らは何とか国民に勇気と希望を与えようと頑張っています。今回のアビスパ福岡との対戦は、単に日本とウクライナの親善ということだけでなく、こういった試合を通じて平和の尊さを世界中の人々に伝え、ロシアが自ら侵攻をやめる機運を醸成する一助になればと思います。ロシアにも多くのサッカー選手がいますが、ロシアは現在ヨーロッパでの各種大会に参加できません。そういう意味ではロシアのサッカー選手もまた(ロシアの中の)被害者なのかもしれません。この試合をどれだけの人が認知したのかわかりませんが、ウクライナに早く平和が訪れることを願って止みません。

2023年12月17日日曜日

もうすぐ全国大会<近江高校>

 もうすぐ恒例の全国高校サッカー選手権が始まります。滋賀県からは近江高校が出場し、初戦で神奈川代表の日大藤沢高校と対戦します。以前、私といっしょにサッカーをしていた友人が現在近江高校のコーチをしており、先日の滋賀県予選の会場で会った時に少し話をしました。3バックシステムを使うことが多いように言ってましたが、確かに先日見に行った予選の試合でもウィングによく走る上手い選手がいて、「あの子を活かそうとしてるんやなあ」と納得。先日行われたプレミアリーグ昇格のかかったプレーオフ決勝で鹿児島城西高校に0-1で負けたため、来年のプレミア昇格はできませんでしたが、まもなく始まる全国高校サッカー選手権でリベンジを果たすべく、1つでも多く勝ってほしいと思います。初戦の相手はレベルの高い神奈川代表だけにそう簡単には勝たせてくれないでしょうけど、ベストを尽くしていい試合をしてほしいと思います。

コーチのH君へ「頑張っていい試合してください。期待してます!」

近江高校サッカー部 | フットボールNAVI (footballnavi.jp)

12月31日 14:10 キックオフ 日大藤沢高校 VS 近江高校

2023年12月13日水曜日

新・国立競技場の芝生

 今度の元日(2024年1月1日)にアジアカップを控える日本代表がタイ代表と強化試合を行うことになっています。タイ代表はチームのレベルで言えば日本よりも下に見られていますが、今回の目的はアジアカップの1次リーグで対戦する3チームのうち2つが東南アジアのチーム(ベトナムとインドネシア)ということで、それに近いサッカーをするチームとの試合を組んだものと思われます。日本代表チームのメンバーは、元日前後に所属チームで試合のある一部の海外組を除いた構成になっており、これは仕方ないと思います。そして、この穴を埋める形で新しいメンバーが入ってきており、メンバー的にはなかなか面白い感じです。ところが、そんな試合に水を差すかもしれない事案が発生しています。会場となる新・国立競技場の芝生の状態が良くないようです。東京五輪のあと、陸上トラックを撤去して球技専用スタジアムにしたかったサッカー関係者の希望も空しく、トラックは残ることになり、その結果いろいろな行事で芝生が酷使されてしまう羽目になっています。今からでもいい状態になるよう努力はされるでしょうが、付け焼刃的に対処しても化けの皮がすぐに剥がれるかもしれません。何とか美しく、しっかり根を張った芝生にしてほしいと思います。

2023年11月28日火曜日

W杯予選 アウェイのTV放送

 過日(11/21)の2026W杯アジア2次予選 シリア代表 vs 日本代表の試合が行われ、日本が5−0で勝点3を上積みしました。2試合消化時点で日本が勝点6で首位となっています。この試合は勝敗はもちろん、別のことでも注目されました。TV放送です。日本代表の試合、特にW杯予選ともなると注目度が高く、必ず地上波でTV放送されていました。ところが、この試合では放送がありませんでした。前代未聞です。この試合はシリア側に放映権があるので放映権料もシリア側に決める権利があるとのこと。どうもその要求額が尋常ではなかったようです。本当かどうかわかりませんが、2億円という噂も出ています。日本のTV局からすると是非とも放送したいはずでしたが、日本時間の深夜の時間帯で視聴率もそれなりに落ちることを考えるとあまりに高い(世間では「法外な額」と言われています)金額は飲めないので放送を断念したということのようです。日本の足元を見ているとしか思えない話ですが、この額にOKを出してしまうと今後も同様の額を要求される可能性があるので、毅然とした態度で断ったのはやむを得ない話だと思います。そしてこの問題は来年3月に予定されている北朝鮮とのアウェイマッチでも起こりうる問題です。アウェイマッチが平壌で行われるのか、中立地で行われるのか定かではありませんが、同じような放映権料を要求されたらまた断るしかないでしょう。グループ分けの抽選結果でこういうことが起こってしまうのは本当に残念です。

2023年11月20日月曜日

U17W杯ベスト16 日本代表 1-2 スペイン代表

 アルゼンチン、セネガル、ポーランドという強者が揃ったグループを2勝1敗で通過した日本はスペインと決勝トーナメント1回戦を戦いました。ここでスペインを破るとその勢いでさらに上まで行けそうな雰囲気はありましたが、さすがにスペインも強いです。スペインがボール保持で上回ることは予想の範疇でしたが、予想以上にボールを持たれた感じがします。一時は名和田のゴールで同点に追いつきましたが、その後はなかなかチャンスを作れませんでした。一番の違いはパスの精度でしょうか。スペインは簡単なミスパスをほとんどしません。日本はせっかく奪ったマイボールをすぐに奪われるシーンが多くあり、相手ペナルティエリアにまで運ぶ回数が足りなかったですね。グループを1位抜けしたスペインの方が会場の移動もなく、日程的にも有利だったことは確かですが、それだけではないことは試合を見れば一目瞭然です。このプレス強度の中でもっと精度を上げないと勝てないということがわかったと思います。残念ながらベスト8には進めませんでしたが、U17の選手たちは次のカテゴリーがあり、それがまだまだ続きます。この負けを次へつなげていってほしいと思います。

2023年11月18日土曜日

親善試合 U22日本代表 5-2 U22アルゼンチン代表

 パリ五輪を目指すU22日本代表がベストメンバーを揃えたと言われたU22アルゼンチン代表に快勝です。試合開始とともにアルゼンチンがスピード、テクニックともに非常に高いレベルで日本を攻め込んできますが、日本も最後のところでは踏ん張りゴールを許しません。すると、日本はペナルティエリア左からのパスを受けた佐藤がやや右に置きなおしシュート、これがゴール左に決まり先制します。しかし、アルゼンチンも日本DFのちょっとしたミスをついて同点ゴール、後半にはゴール前でのFKを直接決められ逆転を許します。先週のU17W杯でも同様にアルゼンチンに直接FKを決められましたが、日本にも直接FKを決めきれる(中村俊輔みたいな)選手がほしいところです。逆転を許した日本ですが、その後アルゼンチンのスピードに慣れてきたのか1対1でのボールの奪い合いに勝つ場面が増えてきます。そして、鈴木唯人が同点、逆転ゴールを決め、流れは日本に傾いてきます。最終的には松村、福田のゴールで5点を奪う大勝で、このスコアには驚きを覚えました。先日のU17とはやはりスピード、パワーの両面でレベルが両チームとも非常に高く、その上で連携もスムーズだったので、見ていて楽しい試合でした。来年の春、パリ五輪のアジア予選が行われますが、五輪切符の獲得はもちろん、このU22日本代表からA代表に上がってくる選手が出てくることを期待したいものです。

2023年11月16日木曜日

2026W杯予選 日本代表 5-0 ミャンマー代表

 次のW杯に向けた予選がいよいよ始まりました。初戦は難しいもの、ということがささやかれる中、5-0というスタートは相手が格下とはいえ良かったと思います。多くの主力が怪我でチームを離れたため、スタメンも少し違った雰囲気で始まりました。

FW 上田

MF 堂安、南野、相馬、鎌田、田中

DF 中山、谷口、町田、毎熊

GK 大迫

おおよそ私も予想していたメンバーです。中山がキャプテンを務めましたが、彼は下の年齢のカテゴリーでもキャプテンをしていたので、そう違和感はなかったでしょう。ゲームはやはり相手のほとんど全員が引いてしまい、自陣ペナルティエリア付近に7人くらいが並んでいます。ほとんどの時間でボールをキープすることができ、パスも自由に回せます。まるでミャンマーの守備練習をしているみたいです。これだけ密集していると突破するのはなかなか難しく、パスやドリブルにちょっとしたズレがあるとDFラインにすぐに引っかかってしまいます。そんな中、DFの裏に抜けた上田が頭で先制点を決めます。完全に引いてしまったDFに対しては「遠目からシュートを打つ」という定石を実行した鎌田がミドルシュートを決め2点目。前半アディショナルタイムには上田が3点目を決め、前半でほぼ勝敗は決まったも同然でした。後半に何点追加するか?が焦点になりましたが、後半もなかなか密集DFをこじ開けることができません。結局、後半は2点止まりで終わりましたが、チャンスの数を考えるともっと点が入っても良かったはずです。そんな試合でしたが、この試合の収穫は初出場を果たした選手がいたことでしょうか。佐野、細谷も初めてにしては良かったと思います。相手のレベルが低かったことは考慮しないといけませんが、いい経験をつめたでしょう。GK前川は短時間で、しかもボールが来なかったため、評価はできませんね。久しぶりの相馬、渡辺もまあまあといったところでしょうか?

 このあと、2戦目(シリアとのアウェイ戦)に向けてサウジアラビアに飛びますが、今日の試合で休んだ選手が中心になるのでしょう。アウェイということだけでなく、今日のような楽な試合にはならないはずです。相手も攻めてくるでしょうから逆にDFラインは今日ほど密集はしないはずで、パスで崩すのは今日よりやり易いのではないかと思います。とにかく、スコアはともかく勝ち点3をもぎ取って帰ってきてほしいですね。

2023年11月11日土曜日

W杯予選スタート! 怪我人続出でどうなるか?

  来週からW杯アジア予選が始まりますが、日本代表では怪我により離脱する選手が出てきています。DFでは板倉、MF/FWでは旗手、中村敬といった代表でもレギュラークラスともいえる選手が11月の試合には間に合いません。そして昨日、前田も怪我を負い離脱するとの一報が入りました。はっきりとはしませんが、富安もちょっと怪しそうな雰囲気です。さらに久保や三笘などは直前まで試合があり、初戦のミャンマー戦に最初から出るかどうかも定かではなくなってきました。もし、これらの選手がスタメンに並ぶのが無理だとするとどんなメンバーになるのでしょうか?次のシリアとのアウェーゲームもあるので、過密日程で合流が遅れる海外組はそちらに照準を合わせるとなるとDFのリーダーは谷口あたりでしょうか?ボランチの遠藤は欠かせないとして、コンビを組む田中碧はひとつ前に配置して、ミャンマー戦は遠藤のワンボランチでいくかもしれません。三笘、旗手、前田という左サイドの選手が軒並み使えないとなると、南野を以前のようにサイドに置くのでしょうか?あるいは久しぶりに相馬あたりを左に置くかもしれません。鎌田は調子を落としているのかもしれませんが、ミャンマー戦なら先発で出るような気もします。鎌田がダメなら堂安でしょうか?いずれにせよ、直前で合流する海外組のコンディション次第だと思います。とにかく最初の2戦で勝ち点6、最悪でも勝ち点4は欲しいところです。

◎ミャンマー戦?

 GK 大迫

 DF 谷口 町田 毎熊 中山

 MF 遠藤 田中 伊東 鎌田 南野

 FW 上田

◎シリア戦?

 GK 大迫

 DF 谷口 富安 菅原 伊藤

 MF 遠藤 守田 伊東 久保 三笘

 FW 古橋

2023年10月29日日曜日

全国高校サッカー選手権 滋賀県予選

 強風が吹く1日となった今日、野洲市ビッグレイクにて高校サッカー選手権滋賀県予選の試合を2試合観てきました。

① 近江高校9-0(5-0、4-0)甲西高校

  プリンスリーグ関西1部で現在4位につけている近江高校が貫録の圧勝です。鋭い出足の守備とスピード豊かな攻撃で主導権を握った近江が前半のうちに大量リードを奪い、後半もペースを渡すことなく追加点を上げてゆきました。甲西高校にも個人技のある選手が数名おり、個人での突破を時折見せましたが、近江の守備をこじ開けることはできませんでした。スコアは大きな差がつきましたが、テクニカルな選手を抱えていた甲西高校もよく頑張っており、スコアほどの力の差があったようには見えませんでした。プリンスリーグを戦っている近江の方が経験値が1枚も2枚も上だったということでしょうか?スコアは一方的でしたが、見ごたえのあるいい試合でした。

② 野洲高校 0-2(0-1、0-1)守山北高校

  隣りのコートで行われた2つ目の試合はテクニックの野洲か、スピードとパワーの守山北か、という点を注目して観ていました。前半、CKの混戦から守山北が先制。野洲も反撃に出ますが、なかなかシュートまで持ち込めず、前半を0-1で終了。後半、メンバーチェンジをしてきた野洲が攻勢に出て、何度か決定機を迎えましたが、あと1歩というところで決めきれません。逆に試合終了間際に守山北のカウンターを受け、ペナルティエリア内で相手の足を引っかけてしまった野洲がPKを与えてしまいます。これを決められ、試合は終わりました。今から約18年前に全国制覇をした野洲高校ですが、近年は影を潜めています。今日の試合も全盛期のイメージからすると個人技もパスワークも陰りが見えています。今後の奮起に期待したいものです。

また、同時刻の試合のため観ることはできませんでしたが、優勝候補のひとつでもある草津東高校は滋賀学園を延長で下して次のステージに進みました。決勝はまだ先のことですが、今年の選手権の滋賀県代表がどこになるのか注目したいと思います。



2023年10月17日火曜日

日本代表 2-0 チュニジア代表

 直近の5連勝、22得点という結果から、この試合でも4得点くらいを期待する記事が見受けられたけれど、そう何度も大量得点が入るわけもなく、2-0というサッカーの試合らしいスコアでタイムアップを迎えました。無失点での勝利ということには価値があり、また相手にほとんどシュートを打たせなかった守備にも一定の評価が与えらると思います。GKの鈴木は21歳と若く、これからの日本代表を背負っていく存在だと思うので、今回の無失点での勝利でさらに自信を深めていってほしいと思います。伊藤と中山がいずれも万全の体調でなかったために左サイドバックに途中で町田が入ったり、同じ左では三笘、中村の不在で旗手が入ったりと今までと少し趣が違う顔でのゲームになりましたが、無事勝利で終えたことは良かったです。攻撃陣では南野がやはりちょっと力んでいるのかシュートがうまくミートできなかったですね。終盤には右サイドバックの菅原が1列前に入って果敢に攻めに加わっていましたが、決定打を打つところまではいきませんでした。

 今回の強化試合でW杯予選前の試合は終わり、いよいよ来月から予選が始まります。今回体調不良などで参加できなかった三笘、鎌田、堂安、前田といった選手も体調を整えてくるでしょうし、その彼らにポジションを奪われないよう今回の選手も所属チームで頑張ってほしいものです。最後に怪我だけには気をつけてほしいですね。中村敬もTVに映っていましたので、入院や手術といった事態は避けられたんでしょうか?とにかく、早く元の状態に戻してほしいものです。

2023年10月13日金曜日

日本代表 4-1 カナダ代表

 2026年W杯の開催国でもあり、近年急速に力をつけてきているカナダ代表との試合は思いのほか大差がつきました。開始早々に田中碧がゴールを決めたが、その後は膠着状態がしばらく続き、カナダがペースを握っていたところでPKを献上。これで振り出し.....と思ったら、GK大迫がPKをストップ。これで再び日本が蘇ったように感じました。ゲームはその後、相手のオウンゴール、中村敬のゴールで前半だけで3点。後半には田中碧が再びゴールを決め、計4点を奪う快勝でした。4ゴールに目がいきがちですが、この試合のポイントはPKを止めた大迫をはじめ、日本代表の守備だったと思います。最後に1失点したのは課題として残りますが、全体的には全員の守備がよかったように思います。それにしてもカナダ代表は予想以上に苦戦してましたね。ひとりひとりのレベルはかなり高いと感じましたが、どうなんでしょうね?監督が代わってまだ馴染んでないのでしょうか?ところで、気になるのは途中でケガをして退いた中村敬です。足首を踏まれて少し無理がかかったような感じで倒れたので、ちょっと心配です。大事に至らなければいいのですが.... 来週はチュニジア戦、速報によるとチュニジアは韓国に0-4で敗れたらしいです。遠征で2連敗はできない!とばかりに次戦は目の色を変えてくる可能性があり、カナダ戦以上にこころして試合する必要がありそうです。今日は出なかった久保や菅原、守田などの活躍にも期待したいものです。

2023年10月11日水曜日

背番号20

 今週と来週、サッカー日本代表がカナダ代表、チュニジア代表と強化試合を行いますが、先日のメンバー発表に続いて、背番号の発表がありました。三笘、堂安、鎌田という攻撃の主役たちが体調不良で不参加となる中、久保や冨安、遠藤といった常連組は順当に選ばれています。そして背番号です。代表の背番号というのは過去から代表にいる人の背番号がある程度優先で決められている節があり(遠藤の6、冨安の16、板倉の4など)、新たに入った人が空いている番号をつけるというのが暗黙のルールになっているようですが、どこのチームでも「10」を誰がつけるのか?が気になることの一つです。「10」がチームの顔でエースナンバーという認識は、過去にサッカーの王様ペレがブラジル代表で10をつけていたことから始まったのかなあ?...それより昔はわからないですが。過去の日本代表では、中村俊輔や香川真司などがつけていて、現在は堂安はつけています。その堂安が不在ということになると今回は10を久保がつけるのかな?と思っていたら、なんと欠番扱いで、久保は前回と同じ20になっています。まあ、「エースは10番」という常識を覆しても何ら問題はないわけで、久保には「10番の2倍」活躍してくれることを期待したいと思います。今週対戦するカナダはサッカーでは新興国ですが、かなり手強そうです。主力の数名が不在ではあるけれど、少しくらいメンバーが変わってもその影響を感じないような試合を期待したいものです。



2023年10月7日土曜日

アジア大会決勝 日本 1-2 韓国

 大学生を多数含む22歳以下で大会に臨んだ日本がフル代表メンバー数人を含む韓国に勝てるか、勝てなくてもどこまで食い下がれるか、そういった点が焦点になる試合でした。開始直後に先制点を奪ったのは良かったのですが、あまりに早い時間帯だったので有利になったとは正直思えず、1-0のスコアをどこまで維持できるかがポイントになるような気がしました。年齢も経験値も上の韓国が徐々にペースを握り始めます。それでも1ー0の時間が続けば韓国にも焦りが出てくるのでは?と思っていたのですが、前半のうちに同点ゴールを奪われてしまいました。解説の福田さんも言われていましたが、自陣でボールを奪った後がなかなか前線に運べず、後ろや横へのパスが多くなり、そこを狙われてカウンターを食らうという悪循環が目立つようになっていました。後半は少し持ち直したように見えましたが、相手のプレスがきつくて相手ゾーンに入ってからのパスがつながりません。そして、強引にドリブルをしかけてきた選手にDFが食いついたところで混戦となり、最後は相手の足元にこぼれたボールを押し込まれます。結局これが決勝点となり、日本は敗れて銀メダルに終わりました。22歳以下の選手だけ、しかも大学生が半分を占めるというチームで決勝までいったのを良しとするのか、金メダルを取れなかったことをマイナスに捉えるのか、意見は分かれるところです。韓国の方がモチベーションが高かった(金を取れば兵役免除となる)のかもしれませんが、日本も五輪を目指すAチーム(日本代表から見ればBチームですが)に食い込むためのアピールの場でもあったはずで、それを考えるとやはり残念な結果に終わりました。モチベーションの違いは言い訳にはならないと思います。この11月にはW杯予選も始まり、またパリ五輪の予選も始まります。本当の勝負はこれからです。このチームのメンバーには今回の負けを肥しにして、もっともっと成長してほしいものです。

2023年10月3日火曜日

イエローだけでは甘い!!

 アジア大会 男子サッカー  日本代表 2-1 北朝鮮代表


この試合はある意味で非常に興味深い?試合になる..試合前はそう思っていました。北朝鮮代表が最近の国際大会に出ていないことで、どんなチームなのか不明で、それでもおそらく体力的な(というか肉弾戦的な)強さがあるチームだろうと予想はしていました。試合が始まると案の定、蹴って走る、マンツーマンでがむしゃらにマークについて当たってくる、予想通りでした。そして、反則の多さも予想通りで、しかも露骨で危険なタックルの連発。イエローが6枚出たのですが、そのうちの半分以上はレッドカードが出てもおかしくない反則でした。さらに、とんでもないことが起こりました。プレーが途切れた間に給水のためにスタッフがクーラーBOXを持ち込んで選手に配っていたところに何と北朝鮮の選手が割込み、ペットボトルを強奪、殴るような仕草を見せたのです。これもイエローカードで済んでいます。極めつけは試合後、北朝鮮の選手たちが主審を追いかけまわし、つかみかかろうとしていました。幸い怪我人は出なかったようですが、これはもう何らかの制裁があっても良さそうな出来事です。彼らにとっては単なるスポーツではないのかもしれません。負けて帰ると国が許さない、そんな恐怖と戦っているのでしょうか?そうであっても、負けそうになったらルール無視で相手を傷つけることなど許されるわけがありません。今回日本が勝ったことで、次の試合が余計に不気味になってきます。北朝鮮とはW杯予選で同組になっており、来年3月にはホーム&アウェイで試合が組まれているのですが、特に北朝鮮に乗り込んでのアウェイゲームで何が起このるか...心配です。SNSでは「国際試合への出場を禁止にすべきだ」という声も多く上がっているようです。このあと、AFCやFIFAが何らかの動きを見せるのか、様子見です。

忙しい?!お正月

 とある人物から昨年末に「仕事で使っているExcelでちょっと困っている」というお悩み相談を受けました。ファイルの中を覗いてみると何やら関数がいっぱい使ってあります。お困りごとを聞いているうち、「関数だけでは無理、これはソフトを組み込まないと出来ひんでぇ」となり、この正月は何年振...