日本サッカー協会の新会長が宮本恒靖氏に決まりました。宮本さんは元・日本代表のキャプテンで、2002年日韓ワールドカップでは骨折した鼻を守るために黒い保護マスクをつけ、周囲から「バットマン」と呼ばれていたのを思い出します。ポジションはセンターバックで、私が大学でサッカーをしていた時のポジションと同じ。私は3バックシステムではなかったので、若干役割や動きが違いますが、歴代の日本代表のセンターバックの中では(体格は良くなくても)おそらく一番頭のいい選手で、個人的に大変好きな選手でした。非常に知的な人物なので、今後の日本のサッカーの発展のためのアイデアをいろいろ持っていると思います。現在までの田島会長と比べると20歳ほど若く、若者らしい斬新なアイデアも期待しています。今年はワールドカップ予選が大詰めを迎えますが、宮本会長とともに日本代表チームの飛躍を祈りたいと思います。
2024年3月28日木曜日
2024年3月25日月曜日
U23代表、パリ五輪アジア最終予選へ
U23日本代表 2-0(0-0)U23ウクライナ代表
パリ五輪の出場権をかけたアジア最終予選がいよいよ来月に迫ってきました。先日のマリ代表との試合で1-3の逆転負け、内容的にも完敗で、最終予選を控えたこの時期にあの負け方は非常に心配になりました。そして、今回の相手も既にパリ五輪への出場権を得ているウクライナで、この試合でどこまで出来るか、前回からの修正がどこまで出来ているかが焦点でしたが、前線からのプレスもよく効いており、ショートカウンターを浴びせる場面が何度も見られました。ウクライナも守備が堅かったので、簡単にゴールは出来ませんでしたが、それでも2ゴールをあげて勝ち切ったことは自信になるでしょう。マリ代表ほどのテクニックはウクライナにはなかったと思いますが、やはりヨーロッパのチームは蹴る、止めるの基礎技術がしっかりしており、いかにもヨーロッパらしいサッカーをするチームでした。日本はA代表もそうですが、ヨーロッパ系の相手にはいい試合をするのですが、南米やアフリカの個人技の優れた相手には苦戦する傾向があります。来月はアジア勢なので、この2戦とはまた違ったサッカーですが、おそらく守りを固めてカウンター狙いをしてくると思います。先日のA代表のアジアカップで苦杯をなめたので、U23世代できっちりリベンジを果たしてほしいものです。
2024年3月24日日曜日
アウェイの北朝鮮戦は不戦勝に
W杯アジア2次予選 北朝鮮代表0-3日本代表
突然の開催不可能通知が出た平壌での北朝鮮とのアウェイゲームは結局は代替開催も実現せず、FIFAの最終判断で没収試合になりそうです。この場合、規定により日本は3-0の勝利扱いで4勝0敗の勝ち点12となり、2試合を残して最終予選進出が決まります。平壌での試合がどんな試合になるのか、という興味はありましたが、けが人などの余計な心配をせずに済んだのはある意味良かったかなという感じです。6月の2試合は消化試合になった場合、今まで出ていなかった選手や、新しいメンバーのテストも出来るので、そのアドバンテージは有効に使ってほしいと思います。間違っても、毎度のベストメンバーで臨むというはやめてほしいですね。となると、誰がいるでしょうか?今なら例えば、U23代表の松木とか、バングーナカンデとか、半田とか... になるんでしょうか?思い切ってFWに福田は... さすがに無理か!? とにかく、6月に向けてA代表の候補生たちは各所属チームで、所属リーグで思いっきりアピールをしていってほしいと思います。6月が楽しみになってきました。
2024年3月21日木曜日
先ずは勝ち点3をゲット!
2026W杯アジア2次予選
日本代表1-0(1-0)北朝鮮代表
日本のホームで行われた試合は前半始まってすぐの田中碧のゴールで1-0で勝利を収めました。前半は先制ゴールの後もほぼ一方的な展開で日本が支配し、堂安の決定的なシュートが決まっていればもっと楽な試合になったと思います。後半はやや北朝鮮に押し返される場面が見られましたが、何とか無失点で勝ち点3を積み重ねました。欲を言えば2点目、3点目が欲しいところでしたが、先ずは最低限の勝ち点3をゲットできたのは良かったと思います。選手の動きを見ると、前半のMF3人(前田、南野、堂安)の動きは良かったと思いますが、トップの上田にシュートチャンスが少なかったかなという印象を受けました。後半は予想通りロングボールの放り込みを繰り返した北朝鮮ですが、最後の詰めが甘く、得点には至りませんでした。終盤に橋岡、小川といった久しぶりに復帰した選手も出場。特に橋岡はなかなかいい状態だったようで、チャンスによく絡んでいました。GKの鈴木にとっては初の無失点で、これはこれで自信になったかもしれません。来週のアウェイゲームがどうなるか注目ですが、予定通り平壌で行われるとすると、相当厳しい試合になりそうです。是非、連勝して最終予選出場を決め、残る2試合を消化試合にすることで新戦力のテスト、主力の休養などに充てる、そんな展開に持ち込んでほしいと思います。
2024年3月16日土曜日
いよいよ北朝鮮との連戦
2026W杯アジア予選が再開されます。今度の相手は北朝鮮。来週21日にホーム(国立競技場)、26日にアウェイ(平壌)で行われますが、日本代表のメンバーが発表されました。三笘や富安、中山、旗手など主力の多くがケガで不参加となり、新たに小川、川村、相馬などが選ばれました。なかでも驚いたのは長友の復帰です。37歳になり、さすがにもう選ばれることはないだろうと思っていたので、これにはビックリしました。フィジカルコンディションが良さそうなのと、過去の経験を重視して選ばれたものと思われます。特に今回は平壌でのアウェイがあるので、その厳しい状況に少しでも貢献できるようにという思いも監督にはあるのではないでしょうか?その他にもDFでは橋岡にも注目で、北朝鮮の激しいプレーにも臆せず対抗できる選手だと思います。また、MFでは田中が、FWでは小川がそれぞれ絶好調なので起用されるのかどうかも注目したいと思います。26日のアウェイは非常に厳しいと予想されます。過去にもプレー以外でいろいろと問題があった(入国審査に長時間かかったり、スマホなどの電子機器を没収されたり)ようなので、今回も覚悟しておく必要がありそうです。とにかく、ホームできちんと勝って、アウェイで最低でも引き分けに持ち込んでほしいと思います。
2024年2月28日水曜日
なでしこ パリへ!
女子サッカー パリ五輪アジア予選
日本代表2-1(1-0)北朝鮮
アウェイゲームを0-0で引き分けた日本、この試合は勝てば五輪切符、負ければ終わりの一発勝負。延長になると体力勝負で分が悪くなるかもしれず、さらにPK戦までいくともうどちらに転ぶか全くわからなくなるので、できれば90分で決着をつけてほしかったのですが、何とか90分で勝ち切ることができました。先制ゴールを奪うまでは、なかなか相手のDFの間に入れず、パスは回すもののペナルティエリア内は北朝鮮DFが密集していて、フリーでシュートを打つこともできませんでした。1点を奪ってからは少し落ち着きが戻ってきましたが、最後まで安心できる状況ではありませんでした。男子の試合と比べると、キック力やスピードが劣るため、敵陣にボールがある間はそれほど怖くはなかったのですが、ゴール前は体格差があるため、少し不安でした。そこを集中を切らさず守り切ったことは評価できると思います。来月は男子のW杯予選で日本ー北朝鮮の試合が2つ続きます。今日、三笘選手が怪我で数カ月はプレーできないという衝撃的なニュースが入りましたが、三笘選手には最終予選での活躍を期待して、来月そして6月の試合はそれ以外の選手に奮起してほしいものです。とにかく、女子に続いて男子も勝って、すっきりと最終予選に向かってほしいと思います。
2024年2月24日土曜日
広島の新スタジアムに乾杯!
〇サンフレッチェ広島 2-0 浦和レッズ●
今シーズンのJリーグが昨日開幕しました。今シーズンからJ1は20チームになり、東京ヴェルディが久しぶりにJ1に復帰、町田ゼルビアが初のJ1昇格など話題も多く、非常に楽しみです。個人的には最近パッとしないガンバ大阪に頑張ってほしいところですが、優勝となるとなかなか難しいかもしれません。昨日の開幕戦で広島が好スタートを切りましたが、映像を見て最も印象に残ったのは、新しく出来たスタジアムでした。陸上トラックのないサッカー専用ということで、ピッチとスタンドの距離が近いのはもちろん、スタンドの傾斜もそこそこあるように見えるので、これは見やすいだろうなあと思いました。しかも、広島市の中心部にあるとのことで、交通の便もよく、これなら国際試合も開催できそうです。このところ、専用スタジアムが地方にも徐々に増えてきています。スタンドの大小よりも、陸上トラックがあるかないか、これが大きなポイントです。我が滋賀県にはJ1が開催できるほどの専用スタジアムがありません。Jリーグ入りを目指すレイラック滋賀のホームスタジアムもいわゆる「陸上競技場」です。専用スタジアムを作ってほしいところですが、チームの強化が先なんでしょうね。
まあ、それはともかく、このたび完成した広島の新スタジアムは素晴らしいです。このスタジアムが完成したことに乾杯したいと思います。乾パ~イ!!
2024年2月4日日曜日
負けるな!板倉くん!
昨夜のアジアカップ準々決勝は終了間際のPKでイランに負けてしまいました。そして、そのPKを与えてしまった反則を(結果として)してしまったのがDFの板倉選手でした。あのシーンを見る限り、ゴール前の浮き球に板倉選手、冨安選手との間でやや交錯するような感じでボールに触れず、落ちたボールにイランの選手が後ろからボールに足を出した際に、咄嗟に反応した板倉選手の足が少し遅れて入ったためにイラン選手の足に引っかかってしまったように見えました。意図的なものではなく、板倉選手だけの責任でもなく、連携ミスといった方が正しいように思えます。ネットでは板倉選手に対する誹謗中傷のコメントがたくさん出ているということですが、選手個人の人格を否定するような発言はあってはなりません。連携ミスに対する批判、叱咤激励などのコメントなら理解できますが、選手個人の責任論、ましてや誹謗中傷などは言語道断です。板倉選手本人も「自分のミス」という認識で責任を感じているようですが、どんなスポーツでもミスは起こるし、それで負けたとしても選手生命がそこで終わるわけでもありません。日本代表の選手たちも板倉選手一人の責任とは誰も思っていないでしょう。また次に向けて努力、精進して頑張ればいいのです。私は個人的にも板倉選手は大好きな選手です。今回のことを必要以上に重荷に感じず、また気持ちを入れ替えてさらに強い選手になってほしいと思います。頑張れ!板倉くん!
2024年2月3日土曜日
ベスト4に進めず
アジアカップ準々決勝 日本1-2(1-0)イラン
先制したものの、後半はイランのロングボールに対応できず、終了間際にPKを決められて敗退しました。後半、同点に追いつかれた後はほぼイランの一方的な試合になり、日本には得点の匂いが全くしない予想外の展開になりました。単純な放り込み戦法に対してここまで弱いのか?と感じてしまいます。空中戦にほとんど勝てず、たまに勝ったとしてもセカンドボールをほとんど拾えず、こういう展開はディフェンスは非常にしんどかったと思います。ペースをつかめない時こそメンバー交代など采配がクローズアップされてくるでしょうが、その辺の議論が今後ヒートアップしてくるかもしれません。優勝できなかったという事実は今のやり方、戦術やメンバー選考も含めて考え直すきっかけになりそうです。日本代表のアジアカップは終わってしまいましたが、次はワールドカップ予選に切り替えないといけません。3月には北朝鮮との連戦があります。現在はグループ首位ですが、ひとつ負けると並ばれてしまいます。ここはしっかり勝ち点を積み上げることに集中していってほしいと思います。あとは、新しいフレッシュな顔が代表に入ってきてほしいものです。
2024年1月31日水曜日
日本代表 3-1(1-0)バーレーン代表
アジアカップは決勝トーナメントが始まり、日本はバーレーンと対戦し、3-1で勝ってベスト8への進出を決めました。堂安、久保の二人がゴールを決め、2-0となったあと、さらに3-0となるゴールを中村が決めたかに見えましたが、その前の上田の飛び出しがオフサイドでゴールは取り消しになりました。こういう時に失点して1点差になると追い上げるチームが俄然元気になるので、それを心配していたところ、不安が的中。鈴木と上田が自陣ゴール前で交錯し、オウンゴール。いやな雰囲気になります。このピンチを上田が救います。パスを受けた後のターンで一気に3人をかわして3点目を決め、これでほぼ勝負は決まりました。次のベスト8ではイランもしくはシリアが相手になりますが、中2日しかないので、今日のメンバーから多少の入れ替えがあると思います。旗手が筋肉系のケガをしたようなので、それが心配の種です。今日は出なかった伊東純、伊藤洋あたりが出てくるかもしれません。ここからは総力戦です。イランはおそらく一番の強敵であり、次のベスト8は大きな山場になりそうです。
2024年1月28日日曜日
相手はバーレーンになった
アジアカップはグループリーグが終わり、いよいよ決勝トーナメントに入ります。日本は第2戦でつまづきましたが、3戦目でインドネシアを破り、グループ2位で決勝トーナメント進出を決めています。そして、その相手はバーレーンに決まりました。当初の状況では、韓国もしくはヨルダンのどちらか、確率的には韓国になる可能性が高かったのですが、最終戦でよもやの結果になり、直前までグループ3位だったバーレーンが逆転でグループを突破して日本の対戦相手になりました。優勝するためにはベスト16から4連勝するしか道はありません。グループリーグで苦しんだ分、ここから本来の実力を発揮してほしいものです。ポイントの一つは三笘の復帰で、既にフルメニューで練習をこなしたとのことで、31日の試合に出てくる可能性もあります。ケガ明けでしばらく実戦をこなしていないので、スタメンは中村敬で、状況を見て途中から出てくるのかもしれません。もうひとつ、何かと物議を醸しだしていたGKをどうするか?です。あくまで鈴木を信頼して押し通すのか、前川を出してくるのか、ちょっと注目です。この前の第3戦を見る限り、調子の良さそうなのは堂安、旗手、毎熊、上田といった面々ですが、4バックシステムで彼らがそのまま出場するのか、あるいはシステムを変えて3バックにするのか、森保さんの采配も見ものです。とにかく、何が何でも勝って次に進んでもらいましょう。
2024年1月24日水曜日
決勝トーナメントへ
アジアカップ グループリーグ
日本 3-1(1-0)インドネシア
第2戦でイラクに敗れた結果、仮にこの試合に勝って得失点差でイラクを上回ったとしても1位にはなれず、2位でのグループ突破になるという最終戦。先ずは勝つこと、そして次は内容です。結果は上田の2ゴールと相手のオウンゴール(上田のハットトリックでもいいように思いますが)で3ゴールを奪って勝つことができました。昨年の試合では多くの試合で4ゴール以上あげてきましたが、やはり公式戦になると相手の徹底研究の前になかなかゴールを決めることができません。また、この試合でも最後の最後に失点し、これでグループリーグでは毎試合失点を記録することになりました。決勝トーナメントからは負けたら終わりなので、不用意な失点は致命傷になりかねません。相手は韓国かヨルダンか... どちらにせよ、最初の山場です。ここを突破しても次の山からはイラン、開催国のカタールが出てくると思われますが、そこを考えることなく、最初の山場となる決勝トーナメント1回戦(ベスト16)でしっかり結果を出してほしいと思います。気になるのは三笘の復帰が間に合うのかどうかですが、ケガでしばらく実戦から遠のいているので、フルタイム出場はないかもしれません。そろそろ、堂安や久保あたりに試合を決める活躍を期待したいものです。
2024年1月21日日曜日
3戦目、どう戦うか?
イラクに敗れたその日以来、ネットには様々な意見、批判、怒りのコメントが出回っています。かく言う私も文句は言いたいです。なぜ、南野を左サイドで起用したのか?南野を左で使って失敗した過去があるではないか!初戦から調子が悪そうに見えた菅原をなぜ先発に使ったのか?毎熊がいるではないか!引いてくると予想される相手に対し、なぜ1トップは浅野なのか?上田がいるではないか!...こういった意見は当たり前のようにたくさん出ていて、私もすべてに同感です。GK鈴木の責任の大きさを責める意見もありますが、それよりもポジション、配置の問題が大きいように思います。もちろん、GK鈴木も褒められた内容ではなかったですが、それがすべてではないと思います。後半になって南野をセンターに、伊東純也を左に、久保を右に入れ替えましたが、このメンツなら最初からそうすべきだと思います。あるいは調子の良かった南野を1トップにして、左に旗手あたりを配置するのも面白かったと思います。まあ、今更何を言っても遅いので、とにかく3戦目のインドネシアとの試合に全員が全力を出し切ってスッキリ勝ってほしいものです。イラク戦の結果を見て、おそらくインドネシアもトップの大柄な選手めがけてロングボールを放り込んでくるような気がします。板倉、町田、冨安など長身のDFを中央に置き、さらには前線で早めのプレスをかけてロングボールを蹴らせないようにする等、明確な決め事を共有して盤石の試合を期待しています。残念ながら、インドネシアとの試合も地上波放送がありません。ここで負けたら地上波で勝つ試合がひとつも見られなくなるので、そうならないよう、2位抜けでも何でも決勝トーナメントを最後まで勝ち抜いてほしいと思います。ここで耐えろ!頑張れ!アジアカップで本来の日本代表の実力を見せる最初の試合は24日のインドネシア戦です。そこからの再スタートを期待しています!
2024年1月19日金曜日
連勝ストップ
アジアカップ グループリーグ
日本 1-2(0-2) イラク
日本代表の国際試合の連勝が10で止まりました。開始早々に先制された後も、決定機がなかなか作れません。イラクのプレスが強いこともありましたが、細かいパスミスが散見され、両サイドからゴール前へのクロスも精度を欠いたものが多かったように思います。シュート数も前半は少なく、攻撃の迫力はあまり感じられませんでした。アディショナルタイムにあまりにも痛い追加点を奪われ、0-2で前半を終えました。後半はイラクがカウンター狙いで守りを固めてきたこともあり、押し込む時間が増えましたが、精度を欠いたラストパスは改善されず時間だけが過ぎてゆきます。終了間際にCKから1点を返しましたが、同点ゴールは奪えませんでした。この試合、相手ゴール近くでのパス精度が低かったこともありますが、DF陣が裏を取られるシーンが何度も見られたので、DFに安定感を取り戻すことが重要であるように思います。2試合で4失点したDFは次のインドネシア戦では無失点で勝ち切ることが求められます。敗れはしましたが、決勝トーナメントへの進出は次戦で勝てば決まります。今日の負けで1位通過はかなり難しくなりましたが、何位であろうと決勝トーナメントに残ることが最重要です。3戦目は必ずすっきり勝ってほしいと思います。
2024年1月15日月曜日
アジアカップ開幕
2024年1月9日火曜日
近江高校が示した勇気
全国高校サッカー選手権大会 決勝
青森山田3-1(1-0)近江
野洲高校以来の18年ぶりの滋賀県勢の優勝は、あと1歩というところで達成できませんでした。高校サッカーでは絶対王者と言われる青森山田に対して、個々のテクニックとドリブル、1対1での粘りなど、他チームとは一線を画すサッカーで勝ち上がってきた近江。前半に先制されるも、準決勝までと同じように細かいパス回しを駆使して対峙し、0-1のスコアのまま前半を終わります。「後半に強い」と言われてきた近江が、その言葉どおり後半すぐに息を吹き返します。2分、浅井選手が巧みなドリブルから右を走る金山選手へスルーパス、これを中へ折り返し、最後は山本選手がゴールに流し込みました。近江らしい攻撃だったと思います。これで一気に近江のペースになるのかと思われましたが、さすが青森山田、逆にプレスを強めてペースを再び自分たちに戻し、すぐに2点目を決めます。このまま1点差で進めば近江もワンチャンスで追いつけるのですが、オウンゴールで不運な3点目を失い、勝負は決まりました。近江にとっては残念な結果でしたが、青森山田のパワーに対して最後まで勇気を持ってドリブルと狭いエリアでのショートパスで対抗し続けた姿はとても印象深く、素晴らしいチャレンジだったと思います。細かいパスは中盤では有効でしたが、最後のところ(ペナルティエリア付近)では青森山田の屈強なディフェンスを破ることが出来ませんでした。優勝はできませんでしたが、日本中のサッカーファンの目に焼き付けた今回のスタイルは今後も続けてほしいし、さらにプラスしてプレー強度も上げて今度こそ日本一を取れるよう頑張ってほしいです。最後に近江高校のコーチをしている後輩のHくんに一言... 準優勝おめでとう!
2024年1月8日月曜日
今シーズン初の積雪
今朝、目が覚めて外を見るとうっすら雪景色。日野町の平地では今シーズン初の積雪となりました。いくら暖冬の傾向があると言っても、やっぱり寒いことに変わりはありません。今年に入ってすぐに能登地方を中心に大きな地震があり、今日現在で100人以上の方が亡くなっておられ、それ以外にも多数のけが人、倒壊した家屋、山崩れや道路の損壊など、大変な事態になっています。お亡くなりになった方のご冥福をお祈りするとともに被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。滋賀県南部ではこの程度の雪で済んでいますが、北陸地方はかなりの大雪になるとの予報も出ており、地震被害への対応中に追い打ちをかけるような悪天候は何とか早く収まってほしいものです。こちらの雪は明日には止みそうです。
2024年1月6日土曜日
近江高校 決勝進出!
全国高校サッカー選手権 準決勝
堀越 1-3(0-3)近江
優勝候補を次々と倒してきた近江が堀越を前半から圧倒して3-1で勝ち、初めての決勝進出を果たしました。思いのほか早い時間帯からゲームが動き、11分に先制、13分に追加点、さらに22分に3点目と前半で一気に勝負をつけてしまいました。相変わらず豊富な運動量で球際が強く、ボールを奪われてもすぐに取り返すという光景がこの試合でも見られ、前半はほとんど相手にチャンスを与えませんでした。後半はやや堀越が盛り返してきましたが、決定機は後半も近江の方が多く、あと2~3点入っていてもおかしくない、そんなゲームでした。終了間際にPKで1点返されましたが、完勝といっていいと思います。欲を言えばマイボールを失う場面をもう少し減らせれば完璧ですが、連戦の疲れもあるでしょうし、仕方ないかもしれません。決勝は青森山田。高校サッカーではKING of KING とも言えるチームです。おそらくフィジカル勝負では勝てないと思いますが、今まで見せてきた豊富な運動量と細かいパスワークを存分に発揮して、いい試合をしてほしいと思います。2005年度の野洲高校以来の優勝という声が滋賀県民からは聞こえてきそうですが、あまり意識せず思い切ってプレーしてほしいと思います。最後のひとつ、頑張れ!近江高校!
2024年1月4日木曜日
国立へ
全国高校サッカー選手権 準々決勝
神村学園 3-4(2-1)近江
U17日本代表の選手を擁する優勝候補・神村学園と近江高校のゲームは近江が再逆転で勝利を収め、初のベスト4(滋賀県勢としては野洲高校が優勝した2006年1月以来)に進出しました。ゲームは近江が先制しますが、神村学園が前半のうちに逆転、前半は神村学園のペースで2-1で終了しました。後半は近江がペースを握り始め、チャンスを次々と作ります。ボールを奪われた後の寄せが速く、狭いスペースでのパスも有効で押し気味にゲームを進めます。そして、混戦からのこぼれ球が右サイドへ流れ、その右からのクロスを頭で押し込み2-2の同点にします。これで一気に近江の流れかと思った矢先、自陣ゴール前でFKを与え、これをU17日本代表のエース名和田選手に直接決められました。GKからは逆光で見にくかったのかもしれず、何度も手を目の上にかざす姿が見られました。ただ、このあとも近江の細かいパスはよく通り、また左ウイングの金山選手のドリブルも有効でチャンスが連続します。そして、右CKからのボールを直接ヘディングで決めて3-3と再び振り出しに戻します。その後も一進一退のゲームが続き、PK戦かと思われたアディショナルタイムにまたも左からのドリブル突破から逆サイドへ、折り返しを見事にゴールへ流し込み、これが決勝点になりました。3回戦に続いて優勝候補を撃破したことで選手たちはさらに自信を深めたかもしれません。次の国立競技場での準決勝は堀越高校(東京都)で、完全アウェイ状態になるかもしれませんが、今までどおり、出足鋭い守りと狭い局面での崩しで面白いサッカーをしてほしいです。野洲高校以来の決勝進出を期待したいと思います。
2024年1月1日月曜日
あけましておめでとうございます!
新しい年が明けました。世界に目を向けると、2023年は大きな紛争が解決を見ないまま年を越すことになりました。2024年...1日も早く平和が訪れることを祈りたいと思います。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
国内では、物価高や物流2024年問題など私たちの生活の中にも大きな影響が出るであろう課題がありますが、大きな混乱が起こることなく無事平穏にことが進んでほしいですね。また、サッカー界では2026W杯アジア予選、パリ五輪のアジア予選とビッグマッチが控えており、大変重要な1年になります。世の中の平和とともに、サッカー日本代表のさらなる躍進を期待したいものです。
厳しいアウェイ2連戦、乗り切った!
2026W杯アジア予選 中国代表 1-3(0-2) 日本代表 アウェイ2連戦となった中国との試合は年内最後の試合。点差はともかく勝利で勝ち点3を取ることが出来れば来年3月のホームでの2連戦でW杯への切符が確定させることも可能になる大事な一戦でした。前節のインドネシアとの試合が...
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その先生は私が小学校5年生の時に新任(新卒)で日野小学校に来られ、卒業までの2年間、私たちのクラス担任の先生になりました。名前は山村先生、滋賀大学教育学部を卒業されたばかりの若い先生でした。滋賀大学時代はサッカー部で、その当時も大学のOBチームでサッカーを続けておられました。...
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今朝、目が覚めて外を見るとうっすら雪景色。日野町の平地では今シーズン初の積雪となりました。いくら暖冬の傾向があると言っても、やっぱり寒いことに変わりはありません。今年に入ってすぐに能登地方を中心に大きな地震があり、今日現在で100人以上の方が亡くなっておられ、それ以外にも多数の...
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大学時代にお世話になった友人に会うため広島に行ってきました。大学1年~2年にかけて同じ下宿の隣の部屋にいた友人で、当時は当然毎日顔を合わせていたわけです。学部は違った(私は理工学部、彼は経営学部)ので勉強に関してはお互いほぼ役立たず?でしたが、私生活ではおそらく一番といっていい...